はなだより
9月号
梅の花保育園 園長 廣岡 憲雄
  大変暑かった夏が終わろうとしています。

 
 大変暑かった夏が終わろうとしています。楽しく過ごせたでしょうか。
 今年の夏は8月になって大変暑い日が続き、気温が36度を超える日が多く
 暑いけれど子ども達にとっては楽しい夏でした。

 ほとんど毎日プールや水遊び、セミ取りに頑張りました。
 またトマト、キュウリが沢山でき交代で収穫して
 新鮮な野菜を給食や、おやつの時に食べました。
 自分で穫ったキュウリやトマトなので
 あまり好きでないお友達も頑張って食べていました。

 秋口になり少し涼しくなってくると、暑さに耐えて頑張った体に疲れが出てきます。
 その頃に熱がでたり、しんどくなったりします。
 子ども達の日頃の健康状態に十分注意をしてください。

 この夏は、手足口病、ヘルパンギーナ、がはやりました。
 そのほか、とびひ、水ぼうそうなどがありました。
 病気になったお友達は、せっかく楽しみにしていたプールには入れず
 黙ってお友達が楽しんでいる姿を見たり、セミの声を聞いたりして遊んでいました。


    今年の観劇『ピノッキオ』
 
 今年の観劇『ピノッキオ』は子ども達により色々な感じ方がありました。

 おもしろかった・楽しかった・怖かった等、日頃の子ども達の絵本を見る量や
 お話を聞くことの回数なども影響があると思います。

 毎年劇団「飛行船」が世界の名作をミュージカル風に表現して
 子ども達を楽しませてくれています。

 子ども達は絵本、お話、劇などを通して
 世界名作にふれることで感性豊かな子供に育っていきます。

 本を見る、読むことにより子ども達の世界は広がっていきます。

 親にとっては、毎日毎日「本読んで。」とせがまれると
 つい「今いそがしいから、後で。」と逃げたくなるし
 仕事で疲れた体にむち打って本を読むのも大変だと思いますが
 親として今子ども達に出来ることは「これしかない。」とあきらめて
 しっかりと読んであげてください。

 子供たちが大きくなった時にその効果が出てくることを期待しましょう。

 これから12月まで

 これから12月までがこの年度で一番大切な期間です。
 夏の暑い間にプールや虫取りで強くなった体で
 運動会、遠足、甲山登山、散歩、キッズフェスティバル、子ども会など
 色々な行事にがんばっていけるはずです。

 これから一番大切なことは、しっかりと朝食を食べて登園することです。

 朝食を食べないことは朝、起きられないと言うことです。
 その結果一日中保育園で、先生の話も聞けなく理解も出来なくだらだらと過ごし
 体操も、遊びも、お勉強もしっかりと出来ず、皆より遅れていきます。

 最近は夜型の人間が増えています。
 子ども達を大人の生活ペースでなく
 本来のこどもの生活ペースで習慣づけて欲しいと思います。

 早起きと朝食で子ども達は、快適な季節を元気よく動き回ることと思います。
 大変なことと思いますががんばってください。

 手始めに早く寝るという習慣をすぐに実行しようとされますが
 ほとんど無理なので決められた早い朝の時刻に無理に起こしてみましょう。
 そうすることで早起きの習慣ができ
 自然と夜は早く寝るようになるそうです。