はなだより
H19年度 11月号
梅の花保育園 園長 廣岡 憲雄
  今年の冬は寒いかな?

 運動会は良いお天気の元で楽しく過ごすことができました。
 4月から6ヶ月あまりで、こんなにも成長をしたこども達の
 元気に演技をする姿を見て喜ばれた事と思います。
 今では運動会を終え、たくましく成長をして
 元気いっぱい運動場で、お庭で走り回るようになりました。
 一瞬の油断でこども達が怪我をしないかとヒヤヒヤしながら
 保育士は毎日こども達と過ごしています。

 松組は10月26日(金)に甲山登山が予定されていましたが
 雨のため中止になり、世代間交流事業の1つとして
 東難波あいあいの地域のお年寄りとボランティアさんに
 鼓隊の演奏を聞いていただきました。
 演奏後、松組はお母さんが朝早くから作ってくれたお弁当を持って
 阪神尼崎駅まで散歩に出かけました。
 あいにく雨が降ってきましたが、浜屋さんの4階を借りてお弁当を食べました。
 午後から土砂降りの雨になりましたが皆元気よく保育園に帰ってきました。

 午後は梅・桃組が、ことしの阪神タイガースは大変残念でしたが
 LET'S GOトラッキ−のダンスを参加者の皆さんと一緒に元気よく踊りました。
 参加された地域の老人の方たちと楽しく一日を過ごし、プレゼントまで頂きました。
 ありがとうございました。

 これから急に寒くなってくると思います。
 体調が崩れ、風邪を引きやすくなると思います。
 子どもたちの健康管理を十分にして、忙しくなる今年の後2ヶ月を楽しく
 安心をして仕事にがんばれるよう健康に注意をしてください。

 10月20日の保育参観に出席頂きありがとうございました。
 これからも出来るだけ開催し、子どもたちの日頃の様子と保育の内容を
 見て頂きたいと思います。

 参観はいつでも出来ます。お申し出ください。
  「保育がむつかしい子」のお話

 9・10月と最近の保育・教育で話題になっている
 『保育がむつかしい子』というテーマで書きましたが
 何か参考になりましたでしょうか。
 ますます家庭で、保育園で、学校で子育てがむつかしくなっていくと思います。
 保育士も親とともに、しっかり勉強をすることが求められることと思います。
 お互いに前向きに進みましょう。

  
  美しい心と優しさを求めて

 集団生活の中では、大人の世界であれ子どもの世界であれ
 自分勝手な行動は人に迷惑をかけます。
 このことが最近は解らなくなっているのでしょうか。

 大人の世界では、法律や、文で書かれていない約束や決まりがあります。
 子どもの世界、特に自己中心性の強い幼児にとって
 きまりを守ることは窮屈なことなのです。
 きまりを破ると注意を受け、時には痛い目にあったりすることを通して
 きまりを守ることの大切さと忍耐を学んでいきます。
 集団生活の中で、子どもたちがきまりを守ることを通して
 わがままを抑え行動できる自立性と、自分の欲望に打ち勝つ心を
 無理なく育てていきます。
 親子だけの家庭内ではある程度のわがままが通るかもしれませんが
 集団の中では我慢すること、規則を守ることが大切になってきます。

 『家で自由だから保育園でも、学校でもこの子の思い通りにさせて。』
 という親が多くなっています。
 自由にさせるのは非常に楽です。
 何もしないで良いからです。
 子どもが小さい頃は良いでしょう。
 大きくなり力でも口でも負ける年齢になったときに
 規則を無視する子どもの行為をあなたは
 世間に対してどう責任を取ることが出来ますか。

 一番かわいそうなのはその子どもなのです。

 自分の中にきまりを持つことは
 自分の本当の姿を写すあの白雪姫に出てくる魔法の鏡(本当の姿を写します)
 そのものを持つと言うことです。
 お金では買えない、ものでも与えられないこの大切なすてきな財産
 (自分のことだけでなく、常に人のことを思いやる協調性を備えた
 自立した人間に育つ)を今、子どもたちに与えましょう。
 松・梅・桃組の保護者の方へお願い

 夕方、運動場で遊んでいるときのお迎えの時
 お片づけの時間【5時00分〜5時10分】(音楽が鳴ります)の間
 担任とのお話は一時中断をします。
 子どもたち、保育士と、保護者の方も一緒になってお片づけをお願いいたします。

 『お迎えだから』と言って帰ってしまい片づけないので
 遊んだ物は全員で必ず片づける習慣を付けるため
 ご協力をお願いいたします。