はなだより
H20年度 4月号
梅の花保育園 園長 廣岡 憲雄
  入園・進級おめでとうございます

大変寒かった2・3月でした。少しずつ暖かくなってきました。
お庭では色々なお花が咲き誇り
子ども達が冬に植えたチュリップのつぼみも大きくなり
桃、桜は満開になり子ども達の成長を祝福してくれています。
また、園庭の木々の新芽が少しずつ膨らんできています。

昔は、木々の新芽が大きくなるのは5月の連休の頃でした。
地球規模で色々な変化が起こっています。
地球温暖化のせいでしょうか。
園庭だけでも少しずつ変化が見られます。


 これから一年間、子ども達と私たち職員が
一緒に保育園の自然の中で色々なことを経験しながら
朝早くから、夕方遅くまで生活をし、喜んだり、悲しんだり
はしゃぎまわったりしながら子ども達に寂しい思いをさせないよう
ガンバッテまいります。

 現在、保育ニーズの多様化
少子化など社会情勢の大きな変化の中で子育て
保育がどうあるべきか
また認定こども園など問題が山積みされている中で
保育指針(学校、幼稚園の指導要領にあたるものです。)の改訂が
行われています。
このような情勢を踏まえ
子育て支援を保育園の保育がどう取り組むべきかを考え
保育指針に沿った形で創り上げていくことが大切になってきます。

 私たちは、ここ何年かで色々な保育のあり方を試みてきました。
子ども達が親から離れて、12時間近く保育園で過ごし、
心にゆとりが持てないため不安になったり、寂しくなったり、
我慢をする生活を毎日のようにして過ごしています。
そのような気持ちを起こさないように保育士、給食室は
子ども達のため毎日苦労をしています。
0才から2才までの保育は親が子育てをするように、家庭の延長のスタイルで
3才児 は幼児期への切り替えのための保育
4・5才児はより基本的な生活習慣の完成と色々な分野を習得する保育を
目指してきました。
これらの効果は数年後に現れてくるでしょう。