はなだより
H21年度 5月号
梅の花保育園 園長 廣岡 憲雄
  爽(さわ)やかな季節です。

 あたらしい年度が始まって1か月が経(た)ちました。
 初めの頃は大泣きをしていたり、悲しくないよと頑張っていたりした新しいおともだちも
 保育園の生活に慣れ、おかあさん方も安心して仕事に打ち込めるようになってきたと思います。
 この大型連休明けに元に戻ってしまったり、今まで以上に泣いたり、
 「保育園のほうがおともだちがいっぱいいて楽しいよ。」と喜んで登園するようになったり
 色々な姿が見られることでしょう。
 これから先、5〜6年間保育園で生活をするので長い目で
 こどもたちの様子を見て欲しいと思います。

 子育てでお困りのことが出てくれば、遠慮せず、1人で悩まず
 保育士、主任、園長にお話しをしてください。
 私たちは、おかあさんと共に悩み、考え、子ども達のため最善の方法を求めていきたいと思います。

  最近は、子育てよりも親育ての時代といわれています。
 高度経済成長の時代にこどもであった人たちが親になっています。
 好き放題、気ままに育ったこどもが親になっています。
 その結果、クレーマーと言われる親ができてしまいました。
 いわゆる“いちゃもん”を言う親なのです。
 その親を育てたのが今の高齢者なのです。
 その親の再教育に励(はげ)んでいる人たちがいる反面
 世の中を乱している本当に気ままな、身勝手な老人の多いこと
 こどもたちにとってはわるい見本です。

 今私たちは、勝手気ままでなく、どんな辛いことにでも我慢をし
 頑張れるこどもたちを育てることに真剣に取り組んでいきたいと思います。

 お互いに力を出し合いこどもたちの為に頑張っていきましょう。
  クラス懇談会
 クラス懇談会に参加いただきありがとうございました。
 色々な話をすることができお母さん方の悩みや、ご意見をいただきました。
 クラス担任が今まとめています。
 これからの保育の参考にしていきたいと思います
 
  
  お花まつり”のご案内

 21日に“お花まつり”を行います。
 花まつりはお釈迦(しゃか)様の誕生日をお祝いする日です。
 本当は4月8日ですが
 この日はまだ新しいおともだちが保育園の生活になれていないので
 5月21日に行っています。

 5月21日は浄土真宗の宗祖親鸞聖人(しゅうそしんらんしょうにん)のお誕生日で
 降誕会(ごうたんえ)と言われています。
 お釈迦様と、親鸞聖人のお誕生日のお祝いを一緒に行うようにしています。
 本堂で1人ひとりお釈迦さまと、親鸞さまにお花を供え
 こどもたちが元気に、かしこく成長をするよう念じ
 お釈迦さまにあま茶をかけてお参りをします。
 時間がございましたら、どの様なことをするのか見学かたがた
 ご参加していただくようご案内申し上げます。