2004年5月7日(木)
症状と発見のポイント |
吸血するためカユミがあります。 学校、保育園、幼稚園などでいっせいに頭を掻き出すことで気がつきます。 特に、頭頂部、耳の後ろ、髪を束ねたところの毛根に多発します。 毛についた卵や、卵のからで発見できます。 これはフケと間違いやすいのですが、卵や卵のカラは毛にこびりついて取りにくいので判別できます。 |
シラミを駆除するには? |
シラミの卵は、硬い「カラ」でおおわれているのでクスリで直接的な効果は期待できません。 ふ化したところで駆除をします。 また、同居家族内での感染を防ぐため、家族いっせいに駆除を行い 下着、パジャマ、タオル、シーツ等の共用はせず、熱に弱いので洗濯物はアイロンがけが効果的です。 |
ご家庭のご協力をお願い致します。 |
アタマジラミの被害が増加傾向にあります。 頭がかゆくてたまらない、夜も眠れない、頭髪につくアタマジラミの被害が多く、集団発生をしています。 シラミは保育園児、幼稚園児、小学校生の間で多発しているだけに、十分注意することが必要です。 汚い、不潔だから発生するのではなく、日本が虫にとって住みやすい環境になっています。 シラミ駆除・退治には、子どもだけでなく、家族はもちろん、集団で徹底的に駆除することが必要です。 ご家庭で毎日、保護者の方が十分注意をしてシャンプーをし、その後、しっかりと洗い流しをしてください。 たまご、成虫の見つかった園児には、他の園児に感染する可能性があり、他の家庭に迷惑をかけますので 成虫、卵が無くなるまでお休みをいただくようお願い致しております。 |
スミスリン パウダー |
アタマシラミを駆除するには、スミスリンパウダーが効果的です。 また、水で簡単に洗い落とせます。 皮膚科で相談してください。 |