夏に多い体のトラブルQ&A

パート2

参考資料:保育のひろば7月号:メイト 

夏を元気に過ごすためのチェックポイント!

★冷房★

子どもは小さいほど体重の割に体表面積(皮膚の面積)が大きいので
基本的に大人よりも暑がりです。食事や睡眠の時には冷房をうまく使いましょう。
しかし、温度を低くしすぎると良くありません。
外気温より4〜5度下げる程度が良いでしょう。

★早寝早起き★

暑いとどうしても夜更かしをしがちです。
夜更かしは翌日の生活に影響します。
夏の暑さに向かうには、早く寝て翌日の体力を蓄えてください。

★朝食★

夏の朝は、一日の中でもっともすがすがしいときです。
朝食をしっかり取ることが、一日の出発点となり
体全体を活性化します。

★昼寝★

暑さによる疲れから、昼寝を必要とする事が多くなります。
しかしあまり長く寝過ぎると、夜の睡眠の妨げとなります。
15時以降まで長引かないようにしましょう。

★水分★

子どもは体重の割に大人よりも水分の必要量が多いので
絶えず水分を補給する必要があります。
水は子どもにとって最適な飲み物ですが、子どもは甘いものが好きなので
甘味飲料が水代わりになっていることがあります。
甘味飲料の飲み過ぎは食事に影響し、虫歯の原因にもなります。
できるだけ与えないように
、習慣化しないようにしましょう。

★おやつ★

低年齢時の場合、3階の食事の他に午前と午後のおやつが必要です。
きちんと時間を決めて食べ、良い習慣を付けましょう。
そしてあくまでも食事を基本とすることを守るようにしましょう。

★野菜・果物★

夏は野菜や果物が豊富です。
この時期の新鮮な食品をたくさんとって
ビタミン・食物繊維・ミネラルなどを補給しましょう。

★肌着★

肌着を着けた方が汗を吸収してあせもの予防になり
肌を傷つける事も防ぎます。
肌着はこまめに取り替えるようにしましょう。

★肌の清潔★

汗は体を汚す原因となり、汚れが肌の炎症を起こしたり、あせもを増やしたりします。
日中1〜2階シャワーを浴びると良いでしょう。
おむつをしている赤ちゃんには特にお勧めします。

★手洗い★

あちこちに触る手は、体の中でもっとも汚れている所です。
その手を通じて細菌やウイルスを持ち込んだり、他の部分に付けたりします。
食前や遊びの後などは、折を見て手を洗うようにしましょう

★事故★

夏には水の事故が多くなります。
ちょっと目を離したすきに浴槽に落ちたり、洗濯機に頭から落ちたり
ビニールプールのわずかな水位でおぼれたりします。
水のあるところではくれぐれも子どもから目を離さないようにしましょう。
また、車で出かける機会も多くなりますので必ずチャイルドシートを付けましょう。
小さいうちから使っていると習慣づけられて、自分から付けるようになります。

★散歩★

夕の涼しい時間帯の散歩がお勧めです。
小さな赤ちゃんはだっこして、歩ける子どもは手をつないでください。
スキンシップを取る良い機会です。