らごら



浄徳寺 住職
廣岡 憲雄

月報 「らごら」4月号より抜粋

 
 春はさくらが一番
 年々暖かくなってくる冬です。今年の冬も大変寒い日は続きませんでした。
 さくらの開花時期も少しずつ早くなってきているようです。
 保育園にあるサクランボも今年はお彼岸前に満開になってしまい
 今は小さな実がなって日に日に大きくなってきています。
 連休前には食べられると思います。
 このように日に日に変化している自然をみていると
 私たち自身が変化をしていることに気がつかなければいけないと思います。

 『年をとりたくない、いつまでも元気でいたい』と願うのが
 悲しいかな私なのです。

 目に見えるものはすべて変化をしていきます。
 変化をしないものを求めるのが宗教(仏教)です。
 変化をしないもの、真実それが「法」「ダルマ」といわれるものです。
 私たちはどうしても変化するものが好きでついつい求めてしまいます。
 気がついたときにはすでに遅いのですが、どうにもなりません。
 そこで毎日毎日の「お念仏」が大切なのです。

 「死んでからでは遅いのです。元気な間にお聴聞をしましょう。」
 お聴聞は簡単です。
 そう、お寺へ行けばいいのです。

 お待ちしております。


 寂しくなりました。

 前坊守に続いて住職の姉、典子がお浄土へ4月3日に還らせていただきました。
 気ままな寺の娘でございましたが、ご門信徒や、保育園の園児、保護者の皆様に
 「のりこせんせい」と慕われ、愛されて参りました。
 極楽浄土で、両親とともに残された私たちの活躍やら
 怠け具合をチェックしていることでしょう。
 いずれはまたお会いできることと思います。

 満中陰は、五月二十二日(土)午後四時より浄徳寺本堂でお勤めいたします。
 皆様方のお参りをお待ちしております。



 
 高槻市、柱本の「法光寺」前住職牧尾空祥師が長年の更生保護にご尽力され
 昨年十一月三日に皇居において叙勲を受賞されました。

 その祝賀の集いを三月に京都で実施し、翌日ご本山のおあさじでご報告し
 楽しい二日を過ごさせていただきました。おめでとうございました。

 師は、私の従兄弟で前住職の甥で、皆様もご存じと思います。

 
  ☆健康のため、お掃除に来ませんか?

 お寺の庭の木々の新芽が吹き出して
 少しずつ緑の葉っぱが大きくなってきました。
 毎日毎日楠木の葉が入れ替わっていくので掃除が大変です。

 保育園の子供と、手伝ってくれている人とで
 朝の七時頃から、おおよそ二時間はかかっています。
 
 お手伝い願える方は毎日していますので一度来てみてください。

 健康にいいですよ。

 
  一万人大会ご案内

  平成16年10月31日(日)
  神戸 ウイングスタジアム
  『聞こう伝えよう阿弥陀様の心』
  午前10時から、午後4時まで

  昨年アルカイックホールで行った600人大会を思い出してください。バスで参加します。
  親鸞聖人のみ教えを慕い、たくさんの同朋と共にお浄土に生まれる喜びを体験しましょう。

  できるだけたくさんの方の御参加をお願い致します。


   バス日帰り研修旅行

   ☆御影堂修復工事見学・ツツジの名勝庭園・新撰組ゆかりの地を訪ねて☆

    というタイトルで阪神南組の研修旅行を計画しています。

       日 時:5月31日(月)
       場 所:本願寺・智積院等
       参加費:\5,000です。
       集 合:午前7時45分
       申込み:5月17日(月) 浄徳寺まで。


   たくさんの参加をお待ちしています。